通常の先物取引でも原油の取引は可能となっているのですが、
CFD取引であれば、世界の取引所で取引されている価格と連動した価格で取引が可能となっています。
CFDで取り扱われている銘柄としては、各証券会社により異なるのですが、その代表的なものに、WTI原油があります。
WTI原油というのは、テキサス州を中心に産出され、ニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)で扱われている原油のことで、世界でも圧倒的な取引量を誇る原油となっています。
そして、このWTI原油が、世界の原油の標準指標ともなっており、その動向は、原油の価格はもちろん、世界経済にも影響を与えるほどに大きな影響力を有しているのです。
他にも、北海ブレンド原油という、主に、イギリスの北海にあるブレンド油田から産出される原油もあり、こちらもWTI原油同様、原油の代表的な銘柄であり、取り扱うことができる証券会社も多いようです。
また、通常の先物取引をはじめ、国内の市場を通しての原油の取引の場合には、単位はリットルやキロリットルで、円建てで取引が行われているのですが、
CFD取引においては、バレル(1バレル約159リットル)という単位で、ドル建てで取引が行われることになりますので、注意が必要です。
例えば、証拠金で見てみますと、1バレル50ドルで、その時の為替レートが1ドル95円であった場合には、取引に必要な金額は47万5千円、レバレッジを10倍にすると、47,500円の証拠金、20倍にすると、23,750円の証拠金が必要になります。
また、ドル建ての場合には、為替の変動にも注意を払う必要があります。
というのも、原油を買って、価格が上がったとしても、ドル安が進めば利益が少なくなってしまうことがありますし、その逆に、予想していたほど価格の上昇が進まなくても、ドル高が進めば、利益を大きくすることもできるんですね。